知っていて損はない話

胃腸炎; 経口補水でがんばれというけれど・・・

私は、カゼの咳は出せ、鼻水も出せ、下痢は止めるなといつも言っています。

もちろんウイルス感染症のときは抗菌薬も必要なしです。

そのように強く訴える小児科医の多くは

EBM (evidence based medicine)や各種ガイドラインを重視していると思います。

  

そしておそらく、そのタイプの小児科医は更に、

“胃腸炎の場合、まずは点滴でなく口から経口補液剤を飲ませろ”と言うでしょう。

  

  

  

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下痢は止めるな

今年(平成23年)4月下旬から、腸管出血性大腸菌による食中毒の報道が後を絶ちません。

  

富山県砺波市の焼き肉チェーン店はO(オー)111、山形県山形市の団子屋ではO(オー)157、その後は富山県高岡市の別の焼き肉店のO(オー)157

  

重症化した場合は腎不全や脳症を起こし、死に到ります。

  

今回、砺波の小児患者が搬送された大学病院小児科の先生と直接話をしていると、病気の怖ろしさがひしひしと伝わってきます。

  

更にドイツを中心に感染者が増えているO(オー)104は細菌自体の毒性が非常に強いと報告され、痛ましいことに死者は現時点で20名に達しそうです。

  

  

  

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咳は出せ

”この子、咳が出るんです。  咳止めください。”

時々、このように言われるママがいますが、

そのとき、つい

”私は咳止めは出しません。”

と言っちゃいます。

  

  

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医者に好かれるママとは

さて、病気の子どもやそのママたちも人の子なら、

  

小児科医も人の子です。

  

診察に来た子どもとそのママに好感を持つ場合もあれば、  

むしろ不快になる場合も まれに あります。

  

  

  

  

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いい医者の選び方

わが子のために、信頼出来るかかりつけの小児科を探しているママは少なくないと思います。

  

  

総合病院の小児科医として実際にそのまちで診察していると、信頼出来る小児科医とそうでない小児科医がおのずとわかってきます。

  

患者さんが紹介状を持って来られれば、紹介してくれた先生がどのような検査や治療をしたか分かりますし、紹介状がなくても、ママからの話やお薬手帳で前医がどのように患者さんを診察して来たか想像出来ます。

  

そのようなことを何度も経験すると、それぞれのドクターの診察ポリシーや癖がわかります。

  

お子さんのかかりつけ医が信頼できるドクターである場合は、“○○先生はいい先生ですからそのまま診てもらって下さいね。”と言えるのですが、

  

そうでない場合、治療方針の批判は決して言えません。

  

  

  

  

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